「ホームページを作ったけれど、全く問い合わせが来ない」
「アクセスはあるのに、なぜか反応がない」
もしあなたがそう悩んでいるなら、それはデザインのセンスがないからでも、広告費が足りないからでもありません。原因はもっと根本的な「設計のミス」、つまり「ホームページでやってはいけないこと」をしてしまっている点にあります。
多くの企業がWebサイトをビジネスの重要拠点と位置づけていますが、実際には成果が出ないまま放置されているケースが後を絶ちません。インターネット上には、せっかく集客できても、穴の空いたバケツのように顧客を取りこぼしてしまうサイトが溢れています。
本記事では、4,000社以上のWeb制作に携わってきたプロの視点から、ホームページ制作や運用において「絶対にやってはいけないこと」を徹底解説します。サーバーやドメインといった基礎知識から、デザイン、フォーム設計、外注のコツまで、初心者でも分かりやすくまとめました。
この記事を読み終える頃には、あなたのWebサイトが単なる「飾り」から、24時間365日働き続ける「最強の営業マン」へと生まれ変わるための方法が見えているはずです。

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【ホームページでやってはいけない】成果が出ない5つの共通点と売上を爆増させるWebサイト設計の教科書
1. はじめに:なぜ、あなたのホームページは「やってはいけない」ことばかりなのか?
Webサイトを作ったのに成果が出ない企業には、驚くほど共通した特徴があります。それは、「ユーザー目線」の欠如です。多くの経営者や担当者は、「かっこいいデザインにしたい」「自社の想いをたくさん伝えたい」と考えがちです。しかし、インターネットを利用するユーザー(顧客)は、あなたの会社のファンではありません。彼らは「自分の悩みを解決したい」という目的を持って検索し、あなたのサイトにたどり着きます。
そこで、自分勝手な情報発信や、使いにくい機能、分かりにくい構成に直面したらどうなるでしょうか? 答えは簡単です。ブラウザの「戻る」ボタンを押して、二度と戻ってはきません。集客や売上向上を阻むのは、見た目の美しさではありません。「顧客を動かす仕組み」が設計されていないことです。自社のビジネスに必要なのは、自己満足なWebページではなく、成果(コンバージョン)を生み出すための論理的な設計図です。
これから紹介する「やってはいけないこと」を一つずつチェックし、あなたのホームページが「穴の空いたバケツ」になっていないか確認していきましょう。
2.【設計編】ホームページ作成で絶対にやってはいけない5つの構造的ミス
まずは、Webサイトの骨組みとなる「設計」段階でのミスについて解説します。ここは家づくりで言えば「基礎工事」にあたる部分であり、ここを間違えると、どんなに良いデザインを乗せても崩れてしまいます。
2-1. 目的が不明確:1ページに「集客」も「採用」も詰め込むな
最も多い失敗が、トップページに情報を詰め込みすぎることです。 「商品を売りたい」「会社概要を知ってほしい」「リクルート活動もしたい」。これらの目的を全て1ページで達成しようとすると、情報が混在し、ユーザーは「自分にとって何が重要なのか」が分からなくなります。
ホームページ制作の鉄則は「1ページ1目的」です。
例えば、集客をしたいなら、サービス内容とメリット、申し込みへの誘導に特化すべきです。採用を強化したいなら、求職者に向けたメッセージや先輩社員の声をメインにするべきです。これらが混ざると、顧客は「売り込み」を感じて冷めますし、求職者は「仕事内容」が見つけられずに離脱します。解決策として、ランディングページ(LP)のように、特定のターゲットと目的に特化したWebページを個別に作ることが有効です。トップページはあくまで「目次」や「玄関」と捉え、グローバルナビ(メニューバー)やボタンの配置を整理し、ユーザーが迷わずに目的のページへ移動できる導線を作りましょう。
2-2. 動線が切れている:ページ遷移の「行き止まり」を作るな
ブログ記事やサービスの説明を一生懸命読んだ後、ページの一番下に何もなかったら、あなたならどうしますか? おそらく、ブラウザを閉じるでしょう。これが「行き止まり」を作ってしまっている状態です。
Webサイト内の全てのページには、必ず「次のアクション」への導線(リンク)を設置しなければなりません。これをCTA(Call To Action:行動喚起)と呼びます。
- • 記事を読んだ後 → 「関連する記事はこちら」「メールマガジンに登録」
- • サービス詳細を見た後 → 「お問い合わせはこちら」「資料をダウンロード」
特に、スマートフォン(スマホ)での閲覧が一般的になった現在、画面のスクロール量は増えています。ページ下部に固定のフッターメニューを設置したり、記事の途中にもボタンを配置したりするなど、スマホの操作性に配慮したメニュー最適化が不可欠です。
また、パンくずリスト(TOP > サービス > 料金プラン といった現在地表示)を設置し、ユーザーがサイト内で迷子になるのを防ぐのも基本的なマナーです。
2-3. アクション設計が不親切:「お問い合わせはこちら」は思考停止
お問い合わせボタンの文言が、ただの「お問い合わせはこちら」になっていませんか? これは非常に受け身で、不親切な設計です。ユーザーは「問い合わせたら、しつこく営業されるのではないか?」「面倒くさい手続きがあるのではないか?」と不安を感じています。
この心理的ハードルを下げるために、顧客の背中を押す言葉(マイクロコピー)を工夫する必要があります。
- • ×「お問い合わせ」
- • ○「まずは無料相談してみる」
- • ○「たった3分で登録完了!無料で試す」
- • ○「LINEで気軽に質問する」
このように、メリット(無料、簡単)や、手軽さ(LINE、時間)を伝えることで、クリック率は劇的に向上します。 また、電話番号やメールアドレスを単なるテキストとして記載するだけでなく、タップすればすぐに発信・メーラー起動ができるリンク設定にしておくことも重要です。
2-4. ストーリーがない:自社の「自慢話」ばかり並べるな
「当社の技術は世界一です」「創業100年の歴史があります」。 こうした企業主体の発信は、残念ながら顧客の心には響きません。人は、機能やスペックではなく、「それを手に入れた後の未来(ベネフィット)」や「物語」に心を動かされるからです。
成果が出るWebサイトには、必ずストーリーがあります。マーケティングのフレームワークであるAIDMA(アイドマ)やPASONAなどの知識を活用し、ユーザーの心理に寄り添う構成を作りましょう。
- 1 共感(Problem)
- 「こんなお悩みありませんか?」と課題に寄り添う。
- 2 解決策(Solution)
- 「その悩み、私たちのサービスなら解決できます」と提示する。
- 3 証拠(Proof)
- 「なぜなら、こんな実績や権威性があるからです」と信頼させる。
- 4 行動(Action)
- 「今すぐお申し込みください」と促す。
単なる情報の羅列ではなく、この順序で物語を語ることで、信頼性が高まり、顧客は納得してアクションを起こしてくれます。
2-5. ターゲットとズレている:自己満足な「おしゃれ」を追求するな
「とにかくおしゃれなサイトにしたい」という要望は多いですが、それがビジネスのターゲット(ペルソナ)と合っていなければ逆効果です。
例えば、BtoBの堅実なコンサルティング企業なのに、原色を多用したポップなデザインでは信頼されません。逆に、若者向けのアパレルブランドなのに、古臭いデザインではブランド価値が下がります。あるいは、高級レストランなのに、安っぽいフリー素材の画像ばかりでは、価格に見合う体験が想像できません。
デザインは自己表現のアートではありません。問題解決のためのツールです。
ターゲット層が好む配色、フォント、イメージを徹底的に分析してください。競合他社のWebサイトを比較・検討し、差別化ポイントを明確にすることも大切です。もしプロのデザイナーに依頼する場合でも、「かっこよくして」と丸投げするのではなく、「ターゲットは30代男性で、誠実さを伝えたい」といった戦略を共有しましょう。
3.【システム・ツール編】初心者が選びがちな「やってはいけない」環境選び
ホームページを作るための「土台」選びも重要です。コストを抑えたい一心で安易な選択をすると、後で取り返しのつかないことになります。
3-1. 無料ツール・格安プランの落とし穴:安易に飛びつくな
WixやJimdo、Ameba Owndなどの無料ホームページ作成ツールは、専門知識がなくても直感的に作れるため、初心者には魅力的です。しかし、ビジネス用途で本格的に運用するなら、無料プランはおすすめしません。
やってはいけない理由(デメリット):
- • 独自ドメイン(.comや.jpなど)が使えないことが多い。
- • 運営会社の広告が自動で表示され、自社のブランドを損なう。
- • 機能やサーバーの容量に制限があり、ページを増やせない。
- • サービスが終了したら、サイトもデータも消滅するリスクがある。
趣味のサイトなら問題ありませんが、企業や店舗の顔となるサイトなら、有料プランや、世界中で使われているWordPress(ワードプレス)の導入を検討すべきです。初期費用や月額の維持費(ランニングコスト)をシミュレーションし、将来的な拡張性も考慮して選びましょう。
3-2. サーバー・ドメインの知識不足:セキュリティを軽視するな
サーバーは土地、ドメインは住所のようなものです。これらを軽視すると、サイトが表示されなくなったり、SEO(検索エンジン最適化)で不利になったりします。
レンタルサーバーを選ぶ際は、価格の安さだけで選ばず、「表示速度」や「安定性」を重視してください。表示が遅いサイトは、ユーザーにストレスを与え、検索順位も下がります。また、SSL(通信の暗号化、URLがhttpsから始まる設定)の未導入は論外です。SSL化されていないサイトは、Google Chromeなどのブラウザで「保護されていない通信」と警告が表示されます。これは企業としての信頼を失墜させるだけでなく、セキュリティ上のリスクも高まります。現在では必須の対応です。
ドメインの取得方法や、サーバーとの紐付け手順は少し複雑ですが、多くのレンタルサーバー会社が「簡単インストール機能」などを提供していますので、それらを活用しましょう。
3-3. 更新できないシステム:作ったまま「放置」するな
ホームページは「作って終わり」ではありません。公開してからがスタートです。しかし、HTMLやCSSの専門知識がないと更新できないような作りにしてしまうと、更新が滞り、最新情報が載っていない「廃墟サイト」になってしまいます。
これを避けるために、CMS(コンテンツ管理システム)の導入が推奨されます。代表的なものがWordPressです。CMSを使えば、ブログやニュースを、Word感覚で自社スタッフが簡単に発信・追加できます。オウンドメディアとして、役立つ記事を継続的に追加していけば、Google検索からの流入(SEO効果)も期待できます。更新頻度が止まったWebサイトは、「この会社、まだ営業しているのかな?」と顧客に不安を与えます。更新しやすさを最優先に考えましょう。
4.【フォーム編】問い合わせを激減させる「やってはいけない」入力設計
せっかく問い合わせしようと思ったのに、入力画面が面倒でやめた経験はありませんか? この「フォームでの離脱」を防ぐことが、成果を出すための鍵です。
4-1. 入力項目が多すぎる:ユーザーの手間を増やすな
お問い合わせフォームで絶対にやってはいけないのが、「あれもこれも聞こうとする」ことです。 住所、フリガナ、性別、年齢、FAX番号……。最初のコンタクト段階で、これほど多くの個人情報は本当に必要でしょうか?
項目が増えれば増えるほど、ユーザーの入力する手間(ストレス)は増え、離脱率は跳ね上がります。これをEFO(入力フォーム最適化)の視点で改善しましょう。
- •必須項目は、名前・メールアドレス・本文(または電話番号)程度に絞る。
- •郵便番号を入れたら住所が自動入力されるようにする。
- •フリガナ」が必要ないなら項目ごと削除する。
また、文字入力ではなく、選択式のボタン(ラジオボタン)やプルダウンを活用し、スマホでも直感的に操作できるようにするのも重要です。
4-2. 送信後の未来が見えない:ユーザーを不安にさせるな
送信ボタンを押した後、「本当に送れたのかな?」「いつ連絡が来るんだろう?」とユーザーを不安にさせてはいけません。
- • 送信ボタンを押した後に「送信ありがとうございます」という完了画面(サンクスページ)を用意する。
- • 入力されたメールアドレスに、自動返信メールを送る設定にする。
- • 「通常、1営業日以内に担当者からご連絡いたします」といった時間(日数)の目安を明記する。
資料ダウンロードの場合は、送信後に即座にデータ(PDFなど)を受け取れる仕組みにしておくと、顧客満足度が上がります。
5.【デザイン・素材編】素人感が出てしまう「やってはいけない」見た目
デザインのプロでなくても、「素人っぽさ」や「信頼できない感じ」を消すことは可能です。以下のポイントに注意しましょう。
5-1. フリー素材の多用:リアリティを損なうな
「ビジネス 画像 無料」で検索して出てくる、外国人が握手している写真や、整いすぎたオフィスの写真。これらを多用するのは避けましょう。 どこかで見たことのある画像ばかりが並ぶと、「実体がない会社」「ありきたりな会社」という印象を与え、ブランドの価値を下げてしまいます。
多少画質が粗くても、スマホで撮影した社員の笑顔や、実際のオフィス、作業風景といったオリジナルの素材を使用する方が、圧倒的に信頼性とリアリティがあります。写真のクオリティと「本物感」が、サイト全体の印象を大きく左右することを忘れないでください。
5-2. 視認性の低いフォント・配色:読みやすさを犠牲にするな
おしゃれさを優先して、細すぎる文字や、読みにくい英語のフォントを使うのはNGです。 Webサイトは「読むもの」です。日本語サイトであれば、「Noto Sans JP」や「メイリオ」「游ゴシック」といった、可読性が高く、多くの環境で標準的に表示されるフォントを選択しましょう。
また、配色にもルールがあります。背景色と文字色のコントラストが低い(例:薄いグレーの背景に白い文字)と、非常に読みづらくなります。 原色(真っ赤、真っ青など)の多用も目が疲れるため避けましょう。配色は以下の比率でまとめると美しくなります。
- • ベースカラー(背景など):70%
- • メインカラー(ブランド色):25%
- • アクセントカラー(強調):5%
5-3. 整列されていないレイアウト:違和感を与えるな
人間の脳は、整列されたものを美しいと感じ、信頼します。逆に、配置がガタガタだと、無意識に「雑な会社だ」という違和感を抱きます。
- • 画像の端とテキストの端を揃える。
- • 見出しの位置を揃える。
- • 余白(マージン)を統一する。
このように、見えない線(グリッド)を意識して配置するだけで、デザインのクオリティは格段に上がります。 また、関連する要素同士(写真と説明文など)は近づけ、関係ない要素とは距離を離す「グルーピング」を行うことで、情報の優先度や関係性が明確になり、伝わりやすくなります。
6.【外注・運用編】制作会社への依頼で「やってはいけない」丸投げ
自社で作成する時間がなく、制作会社に外注する場合も、やってはいけないことがあります。それは「丸投げ」です。
6-1. 戦略なき丸投げ:魔法使い扱いするな
「プロなんだから、いい感じに作ってよ」 これは最悪の依頼方法です。Web制作会社は、デザインやコーディングのプロですが、あなたの事業のプロではありません。
あなたの会社の強み(USP)、顧客が抱えている悩み、競合との違い。これらを最も理解しているのはあなた自身です。これらを言語化せずに依頼すると、見た目は綺麗でも「中身のないサイト」が出来上がります。
依頼する前に、以下の準備を行いましょう。
- • 目的とターゲット(ペルソナ)の明確化
- • 自社の強みやアピールポイントの整理
- • 参考となるサイト(デザインや機能のイメージ)のピックアップ
大規模なプロジェクトの場合は、RFP(提案依頼書)を作成し、要件をすり合わせることで、認識のズレを防ぐことができます。
6-2. 公開して終了:運用をおろそかにするな
ホームページが完成し、公開された瞬間はゴールではありません。むしろ、そこが本当のスタートです。 「作れば勝手に客が来る」と思っているなら、それは大きな間違いです。
運用段階でやるべきこと:
- • アクセス解析(Googleアナリティクスなど)を行い、データに基づいてサイトを改善する。
- • ブログやコラムを更新し、情報の鮮度を保つ。
- • SEO対策や、SNS、Web広告などの集客施策を継続的に行う。
また、外注する場合は、公開後の保守・管理(セキュリティ更新やバックアップなど)の契約内容や、修正が発生した際の費用体系、業者との連携体制を事前に確認しておきましょう。月額の使用料や管理費に見合ったサポートが受けられるかどうかの判断が重要です。
7. まとめ:やってはいけないことを回避し、成果が出るWebサイトを実現しよう
本記事では、ホームページ制作や運用において「やってはいけないこと」を中心に解説しました。
- 1 設計ミス: 目的を詰め込まず、動線とアクションを明確にする。
- 2 ツール選び: ビジネスなら無料版ではなく有料・WordPressを選ぶ。
- 3 フォーム: 入力項目を減らし、送信後の不安を消す。
- 4 デザイン: フリー素材に頼らず、読みやすさと整列を意識する。
- 5 外注・運用: 丸投げせず戦略を共有し、公開後も改善を続ける。
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