答えは“富士山”にあった。成功する社長が、なぜ皆「富士登山」にハマるのか?

成功している経営者の中に、登山を趣味にする人が多いことに気付いたことはないでしょうか。多忙な日々の中で、なぜ彼らは時間を創出し、日本一の高峰である 富士山 の山頂を目指すのでしょうか。それは、単なるリフレッシュや自己鍛錬のためだけではありません。
実は、富士登山という行為には、事業を成功に導くための普遍的な「成功ロジック」が凝縮されています。一歩一歩、山頂を目指すプロセスは、ゼロから企業を成長させる経営の道のりそのものなのです。
この記事では、私自身の登山体験とビジネス哲学を交えながら、登山と経営に共通する5つの成功ロジックを徹底的に解説します。この記事を読めば、なぜ多くの社長が富士山に魅了されるのか、その本当の理由が理解できるでしょう。そして、明日からのあなたの経営やビジネスに活かせる、本質的な考え方のヒントが見つかるはずです。

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目次
  1. 1. はじめに:日本一の山「富士山」が、なぜ経営者を惹きつけるのか
    1. 1-1. 登山好きな社長たちの共通点
    2. 1-2. 富士登山はミニチュア版の事業経営である
  2. 2. 登頂成功率99%の秘訣は「段取り8割」。経営と同じ準備の重要性
    1. 2-1. 高山病対策:リスクを事前に把握し、準備を徹底する
    2. 2-2. 時間の創出:多忙な経営者が登山の時間を確保する考え方
  3. 3. 【富士登山に学ぶ経営哲学①】「競争しない」勇気。敵のいない市場を創るポジショニング戦略
    1. 3-1. なぜ登山で他人のペースに合わせると危険なのか
    2. 3-2. 競争しなくてもよいことに疲弊していないか?
    3. 3-3. ビジネスで「競争しない枠組み」を見つけるためのヒント
  4. 4. 【富士登山に学ぶ経営哲学②】「無理をしない」持続力。止まらないための戦略的な休み方
    1. 4-1. 大休憩より「細かな休憩」。疲弊する前に回復するペース配分
    2. 4-2. 「休み」は技術である。戦略的に休むことの重要性
    3. 4-3. 一歩一歩確実に進めば、やがて山頂に着くという真理
  5. 5. 【富士登山に学ぶ経営哲学③】「自分を信じない」客観性。データに基づいた意思決定
    1. 5-1. 体感と事実は違う。「まだまだいける」という感覚の罠
    2. 5-2. 血中酸素濃度のように、経営も客観的なデータで判断する
  6. 6. 【富士登山に学ぶ経営哲学④】「無心でやる」集中力。今、目の前の一歩に集中する
    1. 6-1. 遠い山頂ばかり見ると心が折れる
    2. 6-2. 計画が完璧なら、あとは目の前のタスクに集中するだけ
  7. 7. 【富士登山に学ぶ経営哲学⑤】「増えるもの」に投資する選択眼
    1. 7-1. あなたが集中すべき「増えるもの」とは?(資産、体験、知識、健康、人間関係)
    2. 7-2. 逆に、時間とリソースを割いてはいけない「減るもの」とは?
    3. 7-3. 登山という「体験」への投資が、経営にもたらすリターン
  8. 8. まとめ:富士登山を通じて、あなたの経営哲学をアップデートしよう

なぜ成功経営者は富士山に登るのか?登山と経営に共通する5つの成功ロジック

1. はじめに:日本一の山「富士山」が、なぜ経営者を惹きつけるのか

1-1. 登山好きな社長たちの共通点

私の周りの経営者仲間にも、富士山好きは沢山います。毎年のように会社のメンバーと3776mの山頂を目指す人もいます。トライアスロンやマラソンのように、極限の状況下で自身と向き合うことを好む経営者は少なくありません。彼らに共通しているのは、困難な課題に対して、情熱だけでなく極めてロジカルな戦略を持って挑む姿勢です。

1-2. 富士登山はミニチュア版の事業経営である

標高3776mの富士山。その道のりは、まさに事業経営の縮図です。どこを目指すのか(目標設定)、どんな準備が必要か(リスク管理)、どのコースを選ぶか(戦略決定)、どんなペースで進むか(リソース配分)、仲間とどう協力するか(チームマネジメント)。これらの要素は、登山も経営も全く同じです。だからこそ経営者は、富士登山というリアルな体験を通じて、自らの経営哲学を見つめ直し、ヴァージョンアップさせていくのです。

2. 登頂成功率99%の秘訣は「段取り8割」。経営と同じ準備の重要性

登山において最も重要なのは、体力や気力以上に「事前の準備」です。「段取り8割」という言葉は、ビジネスだけでなく登山においても絶対の真理です。

2-1. 高山病対策:リスクを事前に把握し、準備を徹底する

富士登山で最も危険なリスクの一つが高山病です。多くの人は気合と根性で乗り切れると考えがちですが、これは経営における希望的観測と同じで非常に危険です。 私が今回、初心者を含むメンバーと富士登山に挑んだ際、誰一人として高山病にならなかったのは、徹底的な準備があったからです。予防薬であるダイアモックスの事前服用、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターの携帯など、想定されるリスクに対して、科学的根拠に基づいた対策を講じました。経営においても、市場の変化や資金繰りといった潜在的なリスクを洗い出し、事前に対策を打っておくことが事業の存続を左右します。

2-2. 時間の創出:多忙な経営者が登山の時間を確保する考え方

「忙しくて登山なんてする時間がない」。そう思うかもしれません。私も富士山に登った当日は、複数の打ち合わせ、動画撮影、コンサルティングをこなした後、その足で富士吉田の登山口へ向かいました。 時間は、待っていても与えられるものではありません。「時間は自ら創り出すもの」です。重要な目標を達成するために、他のタスクをどう効率化し、どう優先順位を付け、時間を捻出するか。このタイムマネジメント能力こそ、登山にも経営にも不可欠なスキルなのです。

3.【富士登山に学ぶ経営哲学①】「競争しない」勇気。敵のいない市場を創るポジショニング戦略

3-1. なぜ登山で他人のペースに合わせると危険なのか

登山を競争だと勘違いしている人がいます。体力のある仲間が先に進むと、焦ってペースを上げてついていこうとする。これが最も危険な行動です。自分のペースを乱すことは、体力の急激な消耗と高山病のリスクを高め、最悪の場合は遭難に繋がります。登山は競争ではなく、自分との対話なのです。

3-2. 競争しなくてもよいことに疲弊していないか?

これはビジネスにおいても全く同じです。「競合が値下げしたからうちも」「あちらが新サービスを始めたからうちも」。多くの経営者は、戦わなくてもいいはずの土俵で無駄な競争を繰り広げ、結果的に利益を削り、疲弊しています。ビジネスは戦争ですが、1から100まで全て戦う必要はありません。「戦わない」という勇気ある決断が必要な場面もあるのです。

3-3. ビジネスで「競争しない枠組み」を見つけるためのヒント

では、どうすれば競争を避けられるのか。それがマーケティングで言うところの「ポジショニング戦略」です。ライバルがひしめく激戦区で真正面から戦うのではなく、ポジションをずらし、敵がいない、あるいは少ない領域を探して戦うのです。 ニッチな市場でも、深いニーズを持つファンを掴めば、安定した高収益事業を築くことは十分に可能です。誰も気づいていない土地に自分だけの小さな帝国を築き、競合が簡単には参入できない「堀」を作ってしまえばいい。そのために必要なのが、徹底的な市場分析と、自社の強みを見極める目なのです。

4. 【富士登山に学ぶ経営哲学②】「無理をしない」持続力。止まらないための戦略的な休み方

4-1. 大休憩より「細かな休憩」。疲弊する前に回復するペース配分

富士山の8合目あたりで、疲れ果てて動けなくなっている登山者をよく見かけます。彼らは序盤に無理をしすぎ、ペース配分を誤ったのです。一度に30分も休んでしまうと、体が冷え、筋肉が硬直し、再スタートが非常に困難になります。 重要なのは、疲れ果てる前に、5分から10分程度の「細かな休憩」を戦略的に挟むことです。これにより、体力の消耗を最小限に抑え、一定のペースで歩き続けることが可能になります。経営においても、燃え尽き症候群になるまで働くのではなく、日々の中で意識的に小休憩を取り入れ、持続可能なパフォーマンスを維持することが重要です。

4-2. 「休み」は技術である。戦略的に休むことの重要性

多くの人は「疲れたから休む」と考えますが、成功する経営者は「疲れる前に休む」という選択をします。「休み」は感情に流されて取るものではなく、計画的に取るべき技術なのです。 スマホをいじりながらの休憩は、脳を休めていないため休憩ではありません。本当に休むなら、目を閉じる、自然の中を歩くなど、本当に心身が回復する方法を知っておく必要があります。戦略的に休めない人、思いつきで休む人は、計画性のない経営者と言わざるを得ません。

4-3. 一歩一歩確実に進めば、やがて山頂に着くという真理

あるクライアントの社長は、富士登山についてこう語りました。「一歩一歩ですね。一歩一歩確実に進めば、やがて山頂に着くということです」。これは深い言葉です。私も登山中、どこに足を置けば最も乳酸が溜まらないか、一歩の質に徹底的にこだわりました。 日々の業務という一歩を、ただなんとなくこなすのか、それとも深く考え抜き、質を高めて踏み出すのか。その小さな積み重ねが、1年後、5年後にとてつもない差となって現れるのです。

5. 【富士登山に学ぶ経営哲学③】「自分を信じない」客観性。データに基づいた意思決定

5-1. 体感と事実は違う。「まだまだいける」という感覚の罠

登山中、「自分はまだまだ元気だ」と感じることがあります。しかし、それはアドレナリンによる一時的な高揚感かもしれません。自分の体感や感情だけを信じて行動することは非常に危険です。 経営においても同様です。「うちの会社はまだまだ伸びる」「この事業は絶対にうまくいく」という経営者の熱意は重要ですが、その体感と市場の事実が乖離しているケースは多々あります。自分の感覚を過信してはいけません。

5-2. 血中酸素濃度のように、経営も客観的なデータで判断する

高山病を防ぐには、血中酸素濃度という客観的なデータを計測し、自分の体の状態を正確に把握することが有効です。 経営も同じです。売上だけでなく、利益率、顧客獲得単価、顧客生涯価値(LTV)といった客観的なデータを定期的に観測し、自社の「健康状態」を正確に判断する必要があります。データに基づかない意思決定は、ただのギャンブルに過ぎないのです。

6. 【富士登山に学ぶ経営哲学④】「無心でやる」集中力。今、目の前の一歩に集中する

6-1. 遠い山頂ばかり見ると心が折れる

登山中、遥か彼方の山頂ばかり見上げていると、「まだあんなに遠いのか…」と気が遠くなり、心が折れてしまいます。 事業においても、あまりに壮大な目標ばかりを見ていると、日々の地味なタスクとのギャップに絶望し、モチベーションが続かなくなってしまいます。

6-2. 計画が完璧なら、あとは目の前のタスクに集中するだけ

しっかりとした準備と計画があれば、あとは心配する必要はありません。やるべきことは、ただひたすら「今、目の前の一歩」に全神経を集中させることです。右足を出し、次に左足を出す。この単純な行動の繰り返しが、いつしかあなたを想像もしなかった高みへと連れていってくれます。遠い未来を憂うのではなく、今日やるべきタスクに無心で取り組む。それこそが、巨大な目標を達成するための唯一の方法なのです。

7. 【富士登山に学ぶ経営哲学⑤】「増えるもの」に投資する選択眼

7-1. あなたが集中すべき「増えるもの」とは?(資産、体験、知識、健康、人間関係)

投資すべきは、時間が経てば経るほど価値が増大していく「増えるもの」です。

  • ● 資産:金融投資や事業投資。
  • ● 体験:旅行や新しい挑戦など、人生を豊かにする経験。
  • ● 知識:読書や学習による自己投資。
  • ● 健康:運動や良質な睡眠。最大の資本です。
  • ● 人間関係: 家族や信頼できる仲間との良好な関係構築。

これらの領域への投資は、複利のように効果を発揮し、将来のあなたに大きなリターンをもたらします。

7-2. 逆に、時間とリソースを割いてはいけない「減るもの」とは?

一方で、時間とリソースを使ってはいけないのが、一瞬は満たされるが翌年には何も残らない「減るもの」です。

  • ● 見栄のための消費:実力以上の高級車や豪華なオフィス。
  • ● 健康を損なうもの:不規則な生活や、無意味な飲み会。
  • ● 消耗する人間関係:愚痴だけの集まりや、義理だけの付き合い。
  • ● 流行り廃りの激しいノウハウ:本質を伴わない、一時的なテクニックの学習。

成功する経営者は、この「増えるもの」と「減るもの」を見極める鋭い嗅覚を持っています。

7-3. 登山という「体験」への投資が、経営にもたらすリターン

一見すると仕事とは無関係に見える「登山」は、まさに「増えるもの」への投資です。過酷な自然と向き合うことで得られる「体験」。健康な肉体の維持。そして、仲間との絆。さらには、この記事で解説してきたような、経営に通じる数多くの「気づき」と「哲学」。 これらは、決してお金では買えない、経営者としてのあなたを成長させる貴重な資産となるのです。

8. まとめ:富士登山を通じて、あなたの経営哲学をアップデートしよう

富士登山は、単なるレクリエーションではありません。それは、自分の経営のあり方を見つめ直し、ビジネスの本質に立ち返るための壮大な「移動する研修」です。 競争から降り、自分のペースを知り、客観的なデータを信じ、目の前の一歩に集中する。そして、何が本当に価値のある投資なのかを見極める。 あなたも一度、日本一の山に登り、自分自身のビジネスと人生について深く考えてみてはいかがでしょうか。山頂から見る景色は、きっとあなたの世界を変える、新しい視点を与えてくれるはずです。

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