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家事に役立つ!チラシで作るかごや袋の折り方

毎日のようにポストに入っているチラシ。このチラシを使って、生活に役立つかごや袋が作れます。

この記事では作り方の難易度別に、チラシで作るかごについて「簡単」と「ステップアップ」の2つに分けて紹介します。作り方の他にも、チラシを使ってかごや袋を作るメリットや具体的な使い道もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

チラシで作れるかごや袋は、日常生活の料理や掃除など、さまざまな家事の際に役立つアイテムです。折り方を覚えて、毎日の家事で活用していきましょう。

1.チラシを使ってかごや袋を作るメリット

かご等を作るときに、他の素材ではなくチラシを利用するメリットは主に以下の2つです。

1-1.使い捨てにできる

かごや袋を作るときに、家のポストに届けられるチラシを使えば材料を買う必要がありません。材料費が一切かからず無料なので、惜しげなく使い捨てにできるのが大きなメリットです。

チラシのかごで人気のある使い方は、生ゴミを入れる三角コーナーの代わりに使う方法です。料理するときにチラシのかごに生ゴミを入れてそのまま捨てれば、三角コーナーのカゴを洗う必要もなく、片付けや後始末の手間が減らせます。

今まで、炊事や掃除のときにポリ袋を使っていた部分をチラシのかごや袋で代用すると、節約にもなります。手間を減らせるだけでなく、家計の面から見ても、チラシを活用する価値はあるといえるでしょう。

1-2.環境に良い

チラシを使って家事で使うかごや袋を作るのは、資源の再利用です。さらに、生ゴミをチラシのかごに入れてゴミに出せば、ゴミ処理の負担軽減にも貢献できるでしょう。

水分を含んだゴミを燃やすには、多くのエネルギーを必要とします。チラシのがごを利用すれば、紙が生ゴミの余分な水分を吸ってくれます。

2.チラシで作るかごや袋の折り方と活用方法【簡単】

簡単バージョンは、折り紙のようにチラシを折るだけで完成し、チラシ以外の材料は何も必要ありません。手軽に作れて補充も簡単ですので、ゴミ入れとして使い捨てにするのにぴったりです。

簡単バージョンにはかごタイプと袋タイプの2種類があり、どちらもコンパクトにたためるので、収納場所を取らずに保管できます。日常のさまざまな場面ですぐ使えるように、あらかじめ折っておいて、場所ごとにストックするのがおすすめです。

ここではかごタイプと袋タイプそれぞれに分けて、折り方の動画を紹介し、さらに活用方法を詳しく解説します。

2-1.かごタイプ

かごタイプは口が大きく開いており、ゴミ入れとして使いやすい形です。

ごちゃごちゃしがちなキッチンやダイニング周りで使うと、その場でゴミをすぐに片付けられてきれいな状態を保てます。調理台やテーブルに何も置かない生活スタイルにするのにも役立つでしょう。

チラシで作ったかごは、次のような生活のいろいろな場面で、使い捨てのゴミ箱として活躍します。

キッチン

野菜の皮や魚の骨などの生ゴミ、コーヒーかすやティーバッグを捨てます。頻繁に使うので、大量にストックしておいても良い場所です。

油を吸い取らせたキッチンペーパーも、直接ゴミ袋に入れるとベタベタになってしまうので、チラシのゴミかごに入れてから捨てます。

子ども

子どものおやつの時に横に置いて、自分で食べこぼしやお菓子のゴミを捨てるように教えましょう。子どもは手や口を拭くためにティッシュやウエットティッシュもよく使いますが、すぐ捨てられて便利です。宿題をするときも机の上に置いて、終わったら消しゴムのカスを集めて捨てるように伝えます。

赤ちゃん

オムツを交換するとき、片手でおしりふきを捨てられます。触らずにそのままクルっと丸めて捨てられるのも、重宝するポイントです。

ペット

ブラッシングで取れた毛を捨てます。すぐ丸められて、毛が空中に飛び散らないので衛生的です。

洗面所やお風呂

掃除するときに、排水溝のゴミや髪の毛などのゴミを捨てます。

ベランダ・玄関

実際掃除してみると、思っているよりずっと砂や泥の汚れがある場所です。戸外の泥汚れは布に付着すると取れにくいので、掃除が終わったらすぐかごで包みましょう。

2-2.袋タイプ

袋タイプは、かごタイプにはない特徴があります。入れてしまえば中身が何かはわからないので、捨てるときに隠したいゴミに適しているという点です。

ポストに入るのはA4くらいのチラシが多いですが、折込み広告などで新聞紙の半分くらいの大きいサイズのチラシが手に入れば、ぜひ大きめの袋も作ってみてください。

チラシの袋に包んで出すことで、ゴミ出しのエチケットを守ることにもつながります。以下の例のような、においのする物や人目に触れさせたくない物をゴミに出すときは、チラシの袋を使うことをおすすめします。

赤ちゃん

紙オムツを捨てるのに使います。使用済みの紙オムツは意外にかさばるので、大きいサイズのチラシで袋を作りましょう。

ペット

犬の散歩時の排泄物は、チラシの袋に収めた後にポリ袋に入れましょう。外部から見えなくなりマナーも守れます。

オムツと同じく、ペットのトイレシートもかさがあるため、できるだけ大きいチラシを使うと良いでしょう。

見えないように捨てたいとき

中身が見えないので、下着を処分するときや、住所や名前などがわかる書類の廃棄に適しています。個人情報に関連する書類は、情報がわからないように細かく切って袋に入れてください。

3.チラシで作るかごの作り方と活用方法【ステップアップ】


ステップアップバージョンでは簡単バージョンより作業工程は増えますが、できるかぎり簡単な方法を紹介します。「あまり難しいことはしたくないけれど、使い捨てよりもう少し長く使えるものを作りたい」、こんな場合に適した方法です。

棒状にしたチラシを編んでかごを作ります。手先を使う繰り返しの作業が多いので、手芸のカテゴリーに入るかもしれません。使い捨てではなく、収納用として使用できます。

しっかりとした作りになっているため、簡単なバージョンよりも耐久性がありますが、汚れたり不要になった際は簡単に捨てられるのも特徴です。プラスチックなど他の素材と比べて気軽に使えます。

丸いかごと四角いかごの2種類を紹介します。

3-1.丸いかご

チラシとボンドがあれば作れる丸いかごです。

かごが完成した後、ニスを塗ると見た目が格段に良くなりますが、ニスを購入し塗る手間がかかります。ここでは、基本的にニスを塗らずに使って、目立たない場所での使用や一定期間使用した後は処分することを前提にした使い方を紹介します。

インテリアとして表に出して使う場合は、ニスを塗って見た目を美しく仕上げると良いでしょう。

使う場所ごとに、収納するものの例をあげていきます。

玄関収納・靴箱

靴以外には、細かい物が多い場所です。靴磨き用クロスや靴クリームなどシューズケア用品、自転車の鍵、手袋、エコバッグ、はんこやペン、捨て布などを収納します。

子どもが外から持ち帰る石や葉っぱなどは、部屋には入れたくないものの、すぐ捨てるわけにもいかないものです。チラシのかごを、とりあえずの置き場所にするのも良いアイデアです。

洗面台下の収納

捨て布や掃除用スポンジ、デンタルフロスなど小物を収納します。

シンク下収納・コンロ下収納

スパイスやごま油など小さな瓶や、捨て布のストックを入れます。汚れやすい場所ですが、チラシのかごなら、汚れたら気軽に取り換えられるので便利です。

3-2.四角いかご

インターネット上で「丸いかごより四角いかごの方が難しい」というコメントも見られるとおり、四角いかごを作る難度は高めになります。しかし、その分使いやすさもアップするので、興味がある場合は挑戦してみましょう。

かごが四角いと棚や引き出しの中で収まりがよく、使い勝手が良くなります。こちらの作り方では底を厚紙にすることで作業の一部が簡略化されているので、作りやすい方法です。

四角い形を生かした使い方を紹介します。

クローゼットや棚の引き出しで使う

子どもの靴下やおもちゃなど、小さいものを分類して収納できます。こまごました物も、チラシのかごで分類することで整理しやすくなるでしょう。子どもが成長して不要になったときに、簡単に捨てられるのも利点です。

捨て布を入れる

キッチンや洗濯スペースなど、こまめに拭き掃除したい場所で使います。かごの中に不要になったタオルやTシャツをカットした捨て布を入れておきましょう。

さっと取り出して汚れを拭き取れるので、汚れがたまりやすい場所をきれいに保てます。油やホコリでかごが汚れたら、定期的に取り換えます。

4.チラシのかごや袋の折り方をマスターして家中をスッキリきれいに

チラシは手に入りやすく、無料で利用できる貴重な素材です。節約や環境への配慮もできるので、日々の家事をこなす際に積極的に取り入れてみましょう。チラシかごを上手に活用すれば、手間を減らしながら家中を整えられます。スッキリきれいな状態をキープして、気持ち良く生活しましょう。

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